白脆い梨
梨は我が国の主要な果樹の一つであり、中国全土にわたって分布している。その栽培の歴史も長く、種類や品種のきわめて多い。適応性があり、その上、安定した生産と高い生産力により多くの歓迎を受けている。
又、梨は豊県における果樹栽培の主要な樹木の一つで、その栽培面積は生産量の第二位で、計10万アール、年間生産量10万トンにのぼる。
梨は香りも良い上、形も美しく、営養価値も豊富である。果肉のなかには豊富な果糖、ブドウ糖とリンゴ酸などの有機酸が含まれている。その中にはタンパク質、脂肪、カルシウム、リン、鉄と抗壊血酸など、数多くの栄養素を含有しており、糖量は多いもので20%前後に達する。市場に出回る期間も長く、多くの人民がよく食している果物で、生で食す以外に多種の製品に加工されている。例えば、ペースト、干し物、缶詰、酒、ジュースなど。梨には肺、痰をおさえる、などの医療方面にも価値がある。
梨の適応能力は強く、浸水、日照り、寒さ、アルカリ性に対する抵抗力にも強い。山間地帯や丘陵、砂浜に関わらず生長し、我が国における果樹の中でも最も広く分布している。
梨は栽培しやすく、寿命が長い。そして生産量が高い。豊県各地で栽培されている梨はみな高い生産力とその経済効果がある。50年代末より60年代初め、荒れ地やアルカリ性を改善させるため、梨の木を植えた。さしあたりすでに樹齢30年ある木、例えば大沙河や李砦のようなものは広い面積の梨園に生い茂り、1アールあたり3000kg以上生産している。近年来、生産と科学研究の発展に伴って、新しく植えた梨園は、強化された土壌と水、枝を切り揃えるなどして、早期生産を促している。喜ばしい成績を上げ、樹齢3年の若い木でも生産に入り、5年で生産量が多くなり、1アールあたり2500kg前後になる。
豊県の?大沙河?という白脆い梨は、表面が黄色の中に透明感があり、皮が薄く、果汁が多く、種(核)は小さく、肉細であるのが特徴である。梨の果汁に含まれている糖量は14から16度で、多くの種類のビタミンを含有しており、その薬用価値は高い。解熱、肺、痰、咳止めなどの特殊効果があり、常に食べることによって体に非常に有益である。李砦郷で栽培している白酥梨の面積は3万アールにのぼり、年間に優質な白酥梨は1億kgで、何年か続いて部優、省優、市優製品の称号を与えられている。
生産の発展に伴い、果物に対する市場の要求は多様化、優質化し、県では一つの梨より栽培し多くの品種に発展させている。例えば、日本の梨の系統的な幸水、豊水、新世紀梨など。紅香酥は7月に導入、試験的に推し進めており、県の梨樹栽培事業をさらに豊富、多彩させ、繁栄の一途をたどっている。
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